アンコールワットのこと1

あかにしくん無関係だしスルーください、ただの備忘録です。




5月1日の日曜発。同行人のMちんは29日からハノイでぶらぶらしていて、ハノイ空港で待ち合わせなのら。それにしてもGWのいい日取りなのに成田空いてるのら……。空港で朝っぱらからジョッキ一杯。出国してから「ナリタ五番街」(ネーミングがダサい)の中のお店で赤ワイン一杯。この「カフェバーAVION」は初めて入ってみたけど景色も良くて穴場だし気に入ったー。次からはここでゆっくり飲んでいこう。


ベトナム航空(JALとの共同運行便)は7割の入り。これがま〜ぼろかった、ですわねww。まずゲートで呼び出しくらって、何かと思えば「ながさんは窓際A列をお取りしてましたが、窓に不具合がありまして、反対の窓側のK列に変更しました」………ええええっと、窓の不具合ってなんすかww?と素直に聞いたところ「すみません、詳しくは聞いてないのですが窓は二重になってるんで大丈夫だと思います」……一枚割れとるんかww!!着席したら目の前の雑誌入れの横の糸がほつれててべろんべろん。悪びれず「本日はTV機器に不具合があり映りません」というアナウンス。机を止める留め金(というの?)もボロボロ。背もたれは10センチ以上動かず。とどめに、ビールのせいで離陸前にお手洗いに行きたくなったので行ったところ、トイレットペーパーひっぱったらごろん……と塊ごと落下した……芯棒崩壊wwww。そんな状態で結構揺れたハノイまでの時間はけっこうすりりんぐでしたことよ(号泣)!!機内食もダメ。ま、ビールがあっただけでよしとするか。


ハノイ空港がこれまた超不親切で、まったくトランジットの表示板がなく。シェムリアップ行きの日本人がけっこういたおかげで協力しあってなんとか乗り継ぎカウンターにたどり着く……ま、こういうの面白くて好きなんですけどね(笑)。Mちんと無事合流し、ひとしきり「ハノイってもっと『ラマン』の世界だと思ってたらやたらバイクがうるさくて普通の街だったよ!がっかりだよ!」という感想を聞いているうちに何となく周囲がざわざわ。お、搭乗始まってるぜ。というか搭乗券に書いてあるゲート番号とちゃうやん!!!……最後まで不親切すぎるハノイ。昔のホーチミン旅行以来ベトナムらぶ!になってたのに、ちょい好感度下げ(笑)。


ベトナム航空にすっかり不信感を抱いていたわたくし、しかしこのハノイシェムリアップの機体に足を踏み入れて、お?と思う。なんか新しい感じですわよ。出て来たライトミールも超ウマい!!ですわよ。ベトナムといえばパン文化ですけど、この機内で出た丸パン、ふわふわでしっとりほの甘でうまー。なますサラダ(ベトナムサンドイッチに必ず入ってる大根と人参の千切り酢漬け)もうまー。さっきと同じ航空会社とは思えません!


夕方のシェムリアップ空港に着きタラップを降りると、おお、やっぱり蒸し暑い!無事に空港でビザを取り(渡航前に日本の大使館で取って行くのもアリですが、簡単だし職員のゆる〜い雰囲気も面白いので現地で取るほうをお薦めします)入国もつつがなく終了。ホテルから迎えにきた運転手によると雨期近くなって最近は天気はイマイチとのことだったが、車を走らせてると、おおお〜好きなかんじ〜このアジアな空気!!!来たぜアジア!!!最近どんどん新しいリゾート高級ホテルが建っているとか。でも合間合間に建つ食堂やマーケットのかんじとか、たまらんですな。


今回のホテルは「ボレイアンコール・リゾート&スパ」。Mちんがネットのクチコミで選んだ5つ星(でも朝食ビュッフェがついて3泊でひとり1万円しないんだよ。すごいよねー)。日本語を話すスタッフも常駐。到着してチェックインする間に餅菓子とお茶を出してくれました。うめー。部屋のウェルカムフルーツのバナナも超うめー(笑)。このホテルのホスピタリティ、とても良かったです。部屋もまったく問題なく使い勝手よし。「もしかしてヤモリがバスタブとか天井にいたりして」とかドキドキしててスミマセンでした。しかしチェックインして30分後にいきなり停電したのはビックリしたけど(笑)。シェムリでは最近よくあることだそーです。すぐ復旧しました。


ここ、徒歩ですぐのところにコンビニもあって、水もビールもおつまみもそこで気軽に調達できるのもポイント高かったですね。コンビニの店員さんも親切でした。というかカンボジア、基本的にみなさん大変親切。観光地なのに下心なく(騙そうとかボろうとかあんまし思ってない)親切。ちなみにシェムリでは地元通貨のリエルと、米ドルも普通に流通してます。コンビニでも「リエルならいくら、ドルならいくら」というのが両方表示されるので楽。ドル換算のほうがちょっと高くなるようです。


夜は散歩がてらガイドブックに載っていたカンボジア料理のお店にいってみることに(しかしこの街「散歩」はムズイ。なぜなら古いバイクや車が多く、やたらホコリっぽいから。その後はすっかりひとり1ドルのトゥクトゥク=バイクタクシーのお世話になった)。後から考えるとこの店は観光客向けの値段だったのだけど、それでもアンコールビアに「アモック」というカンボジア名物の白身魚のココナッツカレー風煮込みをいただくとすっかりいい気分にー。ホテルに戻り、テラスでもいちどアンコールビアで乾杯して一日目終了。酔っぱらったMちんは延々「ハノイよかいいっす!ここいいっす!気に入ったっす!」を連呼していたwwそんなに酷かったのハノイww