↓すみません。

……なんだこの夜中の酔っ払いエントリ。消そうかと思ったけど、恥さらしの刑として残します。ここ1週間ほどのテキストのぐだぐだぶりに、ちょっと真面目に凹み中です。


芝居感想。またしてもオタク感満載につき、スルーもおすすめ。


「ニコラス・マクファーソン」@紀伊国屋サザンシアター。初演が7年前?だというのに驚愕。時のたつの早すぎ……。超テクニカル台本と、超テクニカル役者の、超テクニカルエンターテイメント90分1本勝負。後藤ひろひと大王の脚本は、ウェット泣かせ方向に行くともうあざとすぎて拒否しちゃうのですが(笑)、「ニコラス」のように技巧と笑いだけで構成されているものは、感服するしかない。2つのまったく同じつくりの「館」で、要人警護のSPと、暗殺者とが、時にシンクロしながら(このシンクロが超技巧的!)話が進む。ありえない設定だし展開だし最後も弱い。でもそれを一切疑問に思わせない構成力とスピード感。たぶん初演より台詞がスピードアップしてると思うのですが……。このスピードで軽々と(実際大変なんだろうけど)セリフを畳み掛けていく、40代のおっさん役者の皆さんが、もう素晴らしいです(笑)。個人的には前の配役の方が……と思う人もいましたけど、やってる方たちが心底楽しそうなので、そんなのイチイチ気にするものではないなと。川下大洋氏の日本最高峰?のクールな滑舌と、愛すべき「ブー一点」平田敦子さんに鷲掴まれました。平田さん大好きです。サモアリでまた観たいな……。


お目当てはみのすけさんで、他の役者さんは名前すらチェックせずに観に行ったら、なんと元ジョビの六角さんが……(笑)!久しぶりのロクちゃん、全然変わってない!余裕のオジサマたちの中で、一人不器用でイッパイイッパイで、随所で滑ってたところもロクちゃんのままだった。なつかしい(涙)。一生愛すべき未熟者。それがロッカクシンジ。