シュール

ですねマッパジンジンジン。特にきのうはグダグダ(本人謝ってるし)。しかしこのシュールもしくはナンセンスな方向、私は好みなのです。木と金がいいけども、意外と好きです火曜日。当初、作家さんおよびディレクターさんは「あ、ラーメンは味噌じゃなくて塩派だよオレ☆たぐちは?」というまともな会話を予想して立てた企画だと思いますが……こんなことに。あかにしくんGJ!だと思う、超個人的に。


日付が変わる前に速攻で寝たい人ですが、昨夜は有閑をリピしました。分かりやすいです。脚本も演出も初めての方でしょうか?どちらもよかったので(お約束の泣きはなかったけど)。初めて主題歌が効果的に使われていたこと。クライマックスをじっくり盛り上げたこと。どのへんまで原作通りなのかは知りませんが、きちんと決め台詞がキメになっていたこと。清四郎と魅録のタイマンシーンの台詞が、いちいち萌えどころを分かって作られていて、言ってる2人も気持ちよさそうだったです。言ってて気持ちいいか(役者さんをノセられる台詞か)って重要だけど、今までそう見える箇所が少なかったので。見守る4人の心理もきちんと機微が描かれていて、こういうのも初めてでは。……とか冷静に書いてますが、2人ともかっこよすぎて参りました。これだけでも、このドラマやった甲斐があったと言……言い過ぎ。まだまだこんなもんじゃなくひとつ。


といいつつ魅録と野梨子の場面がとてもよく、あかにしくんはやはり女性と1対1で芝居するのが似合うものですわね、と思ったこともおまけで。このドラマではあまりないのでしょうけど。




ちょっと考えただけですが、初めて魅録が(魅禄だけではないが)「本気」になった回だったからよかったのかもしれません。今までは「事件を楽しむ余裕(有閑)」の中で話が進んでいたのが、気楽さでもあり物足りなさでもあったのでした。その気楽さで突き抜けられれば、新しいコメディの傑作になったかもしれないけど、それは相当難しいチャレンジでもあり。それよりは分かりやすく「熱く」していく方が、間口も広がるし、演じる人も魅力的に見えてきやすいのかもしれないですね。「友情、努力、勇気」(だったっけ?)……うん、ジャンプ化していけばいいのかも、とか(笑)。←ゆかりさんからNG出ます。