有閑倶楽部

イマサラ度5つ星の案件です。HDDを整理しながら最終回をリピできたので、年を越す前にまとめを……。構成もへったくれもないただの書き流しです。ごめんなさい。




マンガ実写版というより、おバカコメディというより、青春チーム物としてどんどん成長していったのは(それが当初の意図だったのかは不明)やはり6人の空気が後押ししたのでしょうね。幸運なことに6人とも「おっとり」度が似ていたような気がして、振り返ればあかにしくんは意外とそういう人とばかり共演してきたような気がして、運のいい人だなあと思ってみたりもしますが、それはさておき。締めの効く清四郎と野梨子コンビ。チーム芝居の空気が読めていた美童と可憐コンビ。その間で自在に飛び回って頑張った悠里。そして、他の5人を客観的に眺めながら、ふわっと真ん中のポジションを楽しんでいた魅禄。ガチャガチャしたことをやっていても、全員にセレ部としての品があったのが良かったと思います。


実はいちばん好きなのは10でも5でもなく8話だという私は相当少数派だと思うんですが、あの「他になにもないおバカ加減」が有閑倶楽部としての理想だったんじゃないかな(あかにしくんの演技も8話から後が好きです)。各方面、色々ご意見はあったと思いますが(私出不精で探しにはいかないんだけど)「ゆかりさん」が彼らを愛してくださったと思えるのは嬉しかったですね。作り手も演じ手ももっと準備期間があったら、という無念もありましたが、後半のギアのかみ合ったスパート感で後味は良かったです。もしやってくれるのなら、映画よりもパート2よりもSP向きだと思いますので、そういう要望は送ります。


最後に、主演の人、お疲れさまでした。この3ヶ月、私は一度も「大丈夫か」的なことを書きませんでしたけど、そういう空気をあかにしくんがずっとまとっていて頼もしかった(と言ってしまいます、Aブログだし)。優しい子・魅禄を見て感じたことは、まだまとまらないので、後からぐだぐだ書く日もあるかもしれないし、もう面倒かもしれないし(笑)。ご本人はチーム芝居が好きそうだし、居心地良かっただろうけど、彼にはチームよりコンビ芝居が向いてるなというのは10話通じてずっと感じてました。ま、でも、いい思い出が次への自信になれば何よりだと思います(えらそう)。俳優のあかにしくんについてはすごく欲深いワタクシですが、そんなの語ってもうっとおしいだけなので(笑)、とりあえず、次の機会が来るならば「満たされている人」ではなく「満たされていない人」を演じてくれたら嬉しい、と抽象的な希望をば。