アルバム感想(前半分)。

……いまさらいいでしょうか(遅すぎてこわごわ)。少しもファンブログっぽいことをしていないので、たまにはちゃんと書いてみようかと思ったものの、お気に入り以外はまだ3回ループしたくらいです。ざっくり言うと、ディスタンスあたりまで↑、その後↓、ボーナストラック群で↑という好み。傑作かはイマイチまだわからないのですが、力作であることはまちがいない、という満腹状態です(笑)。全体に「濃い」よね。で、全体に「高い」よね、音域が(笑)。そりゃたぐちくんが嘆く?わー。


曲ごとにしましたが、音楽的知識や素養はまったくないので、いい加減であることをお断り。あと、私とにかく「BPMが速い、ギターがぎゅんぎゅんいってる、リズム隊(ビート)が強い」のが好きなのでかなり偏ってます、ごめんなさい。とりあえず、前半分までー。




T∀BOOオペラ座の怪人エリザベートがはじまりそーなイントロについ笑いが(誉めてます)。ミュージカル好きにはたまらんですよね。「舞台装置」になるはずの序曲なのに、結局、アルバム全体の構造とは関係ないところがひょーしぬけというか、ま、それもカツンらしいか、というか(笑)。唐突な終わり方が好きです(って実もフタもない感想)。濃いようでいて、最後まで通すとそれほど濃い曲にも思えないところが怖い(笑)。
キプフェ:そういう感想も見かけましたが、1曲目からのつながり方が好き。個人的には、カツン曲の「ポップ」のギリギリはこのへんに設定してくれると嬉しいなぁと思います。(「あかにしソング」とまで言われてるにも関わらず)何度聴いても歌詞がよくあるアニソンに思えるわたしって淡白すぎ?(ひむろっくさんごめんなさい)
AFFECTION:キー高っ!そのうえさらに転調(笑)。女性と絡むのも含め、こういう曲調もじんかめちゃんならではだし、今回完全に2人が前面に出ている曲はこれくらいなので大好きなのですが、かめなしくんの歌声はも少し低い音域のほうが好みなんですよ。そこだけが残念かなー。
HELL,NO:人気投票一位なんですか?あかにしくんもお気に入りなんですか?私もダントツでこれ。HARDERになってるけど「ポストネバアゲ」だなと思いました。速さも同じくらいだし、リズムの刻み方も構成も似てるし、「いつか分かるさ、虚しいだけの♪」のあたりとか、全員一回しゃがんで立ち上がりそう(笑)。これライブの振り付け楽しみです。あかにしくんの「イエ〜〜〜♪」も。歌詞はネバアゲには負けるものの(何せ20歳前後の男の子にいきなり「若過ぎたのさ♪」って何やねん!というインパクトだったんで)久しぶりに「骨太かつ、聴き減りしない、聴くほどに伸びるカツン曲」を聴いた気がします。喜び〜キプフェ〜リップスあたりはずっと「伸びしろを感じない」ところがストレスだったので、ドンストの次にこれがあって良かった。
DISTANCE:あ、好きだよコレ(笑)。大映ドラマ?火曜サスペンス?なんか岩崎宏美が熱唱しそうな感じ(「聖母たちのララバイ」っぽい……って、わかりづら)。センターで堂々と歌うたぐちくんみてみたあい!あかにしくんのソロも、今回は割と曲ごとにキャラをつくっている印象があるのですが、これはいい意味でカラオケっぽさがあって○です。
MOTHER/FATHER:イントロで「かめなしくんの好きそうな曲だな」と思ったら、本当に好きな曲に挙げてた(笑)。歌のうまいヘタではなく、うえだくんを知るファンにとっては「あぁうえぽん可愛い〜〜〜〜!」とキュンと来ます。うますぎないからこそにじむ叙情がありますね。彼に限らず、カツンの声って実はそれぞれ繊細だからこういう曲も合う。待たせて出てきたあかにしソロの歌い方が妙に丁寧で印象深い。そして、この曲でもラップか!と思って笑っちゃったのですが、そこはこだわったんだね@Songsのこきさんインタブ。いい味でした。
LIPS〜喜びの歌:割愛。良くも悪くも、喜びの歌は「当時の歌」だったりします。ただ、「君がいるすばらしすぎる」という歌詞はすばらしすぎると思います。