グローバルキーワードfromジャパン。

いま「もしツア」で、富士山五合目ツアーやってますね(笑)。噴火カレーうまそう。


前に「海外に発信したい日本語」を思いついたら教えてください、と書いたら、拍手コメやメールでいろいろといただきました。本当にありがとうございます。以下、並べてみますねー。




MAJI?/MAJIDE?:たしかに日本らしい相槌。あかにしくんもよく使うし(笑)。そもそもは、あえて否定的に受けることで、より相手を会話に夢中にさせる、という効果をねらった相槌だったのだろうか……。
YABAI:あはは、これもあかにし用語(笑)。でも、いい方にも悪い方にも使えて、これほど便利なことばはないですね。「すごい」とも違うし「マズい」とも微妙に違うところが、外国語に翻訳しにくそう(笑)。
NATSUKASHII:という感覚は、日本独特のものなのだそうです(とコメいただきました)。日本人の感受性とかセンシティブさをあらわす言葉は、たいてい響き自体が美しいなと思います。
SETSUNAI:これ、最初に思いました。いい言葉ですよねえ。安易に乱発されてるのがちょっと……なんですが、本当にいい日本語だなぁと思います。
OTAKU:留学生たちからは出てこなかったんですよ。いまさら発見するコトバなんかじゃなくて、もうすでに十分、グローバルキーワードなのかも(笑)。
CHO〜:便利な日本語の代表ですね。うちのおかん(60代)も「超似合う」とか平気で使うし(笑)。英語だとsoと同じなんでしょうか?
DOUZO:これ、実際に出てきましたよ!英語でPleaseじゃないの?と聞いたら、違うのだそうですね。やはり日本人らしい相手を思いやる相槌なんですって。
IKETERU!:あはは、分かる。「ヤバい」もそうだけど、日本人っていろいろな微妙な概念をいっしょくたに表現する言葉を開発するのが得意ですよね。
DAIGOMI:なるほどー。由来は中国だそうですが、これも繊細な日本人でないと理解できない感覚かも。
SO-KAMONE:↑というわけで、「かも」とか「なんて」っていうぼかしかたは日本人っぽいですよね。断定しない民族(笑)。
BIMYO〜:そうそう、これも思いました(笑)。BIMYO~も、WARUKUNAIも、否定しきらない&肯定しきらない、でも他人を傷つけない、微妙な(笑)距離感を保つ言葉で、海外に発信したいかどうかはともかく(笑)面白いなぁと思います。


私が思いついたのはOTAGAISAMA、です(留学生の中でも挙げているひとがいたし、同じくアドバイザーをやっていた同僚も「お互い様」か「お陰さま」と思っていたそう)。なんかこう、相手の気持ちや事情を察して寛容に許す「のりしろ」が、日本人の良さな気がするので。んでもって昨今、何でそんなに突き詰めたり重箱の隅をつついたりあげつらったりする風潮がはびこってんのかなぁと思ったりもするので。なんだっていーじゃないすか、ねえ。


さて、実際に留学生たちのキーワード選びとスピーチリハも見て来ました。おぉそんな言葉を!と面白かったんですけど、本番は15日で、そのコンテストの模様は10月にNHK-BSでオンエアされるので、オンエア後にまた(遅くなっちゃいますけど)。事情により詳しく告知できないのですが、もしご興味のある方は「日本語サミット」で検索してみてくださいませ。