無題。

  • おっと暑さのぶり返し!キライじゃない!雑誌とか店頭がすっかり秋物になってるのが寂しいくらいです。
  • レポ探しでサーフィンしてたら、5人は辛い思いを抱えてツアーやってるのになのにじんくんは楽しげにたきざーさんコンに来て何なん?(意訳)という方々を拝見してほほぉなるほどなぁと思った件。そういう見方もありますね。でも引いて見ればどっちが加害者でも被害者でもないよ、こういう話って。おまけに第三者にはなりゆきもバックグラウンドも分かんないわけで。
  • ところで、そういう方はどうしてほしいのだろう。人様のコンサートで、神妙に俯いてごめんなさいでもかつん愛してるありがとうをゆってほしいんでしょうか。それ以前にいま人前に出てくるなということでしょうか。あ、5人のライブをこっそり明子ねえちゃん@巨人の☆のように見守ることか。グループを抜けたらオフタイムに先輩に呼んでもらってかまっていただけることが複雑って、ファンの気持ちって難しいものですね。どこにも正解不正解はないだけに。
  • さて、イマドキの女子高生を描いて秀逸と評判の「終点のあの子」を読む。女子高生ライフにおけるカルチャーやエンタメの固有名詞の選び方にリアリティがある!と評されてましたが、早速読み始めて9Pめに登場したww。高校一年の始業式での自己紹介場面。

「秋川雅美です。みんなはアッキーって呼びます。(中略)あと、無印の干し梅干とKAT-TUNの赤西君が好き」どっと笑いが起きる。アッキーはにやにや笑い、どすんと椅子に腰を下ろす。

  • あはは、アッキーとじんじんって確信犯(笑)?後の方で「田崎淳之介」っていう「筋肉質なのにすらっと長身」の美大生も出てくるしww。著者は1981年生まれの方ですが、かつんがお好きなんでしょうか。

終点のあの子

終点のあの子

固有名詞抜きにして、良い小説です。女子高暮らしの身にはうっと来る箇所多し。思春期というものをあまり甘酸っぱく演出せず、むしろクールにある種の諦めを持って描く視点が好み。ただ自分がリアルタイムに過ごしていた頃、ここまで冷静に色々と考えたり感じたりしていたかは疑問です。もっと混沌としてたなあ。たぶん8割方、意味なく自分と周囲を憎んでいたと思われる(笑)。特別でありたいのに平凡でしかない自分をいちばん認めたくない時期だからね〜。